カテゴリー「6.人間開発・人間基礎教育」の記事

生きることは目的ではない。 生きていてよかったと思える人生を!

2017年8月11日 (金)

30歳、3年、3時間

自分だけの時間・・・

事務所で一人、まったりとした空気が。

お盆ならではの過ごし方があります。

自分の時間とは言っても、仕事と人生の見直しですが。

 

まず、お中元の御礼状を書きます。

一社一社、顧問先の状況を思い出しながら添え書きをします。

相当な労力ですが、ものすごく重要な時間です。

その顧問先の将来ビジョンはどんなことだったか、

その顧問先にとっての耳より情報はないか、

社長の性格を思い出しながら、

税理士にしかできないお返しの仕方を考えること。

これが顧問先を大切にすることに繋がります。

ちなみに、元帳に

「三保先生 商品券×××円」

と書くのはやめてください(^_^;)

こうしておけば、使途不明金にはならないわけですが・・・

 

今年のお盆は、雑念を消すために、関与先のお寺へ行ってみようかな?!

蝉の鳴く音を聞きながら正座して・・・

利益のことは頭から消して・・・

私にとって利益は雑念でしかありません。

 

あとお盆休みの間には、税務署へ提出する関与先名簿を作成します。

税理士専用システムで簡単に出力できますが・・・

関与先件数は勝手に増えるので普段は数えることはありません。

もし関与先が減り始めたら、

その時はもう役に立たないから税理士は辞めろということです。

そういう覚悟ができていることが重要なわけです。

税理士が営業するようになったらもう終わりですね。

顧問先指導でいつも申し上げている通りです。

 

「30歳、3年、3時間」

人生を組み立てる際の参考にしてみてください。

何の話かというと・・・

 

・30歳

仕事でもプライベートでも、成功するためには30代の過ごし方が重要です。

30代は仕事で飛躍してください。

その後の人生が天と地ほどに変わります。

30代を資格試験で潰すことに否定的な意見を持っているのはそのためです。

資格は30歳に達するまでに取得しておくもの。

本当は30歳では遅すぎます。

(ここで言う資格とは、一部の難関国家資格のことです)

私は27歳で税理士に合格しましたが、遅かったと思っています。

いろいろ気が多い人間なので、道草をくっていました。

優秀な人は25歳までに取得しているようです。

私の周りにはたくさんいます。

 

・3年

よっしゃ、やろう!

そう決めて3年間の成長は重要な意味を持っています。

私は会計人に最初の3年間ですべてが決まると言っているのはそのためです。

顧問先にも同じことを指導しています。

会社を設立して3年以内で黒字化しなければ、経営能力はない。

仕事は上からもらうな、自分の力で呼び寄せろ。

ただし、人から奪ってはならない。

3年間頑張って問題が解決できないのは、

その人が重要なことを学んできていないからなのです。

 

・3時間

最近では言われることが少なくなってきたように思いますが、

人生の成功者はしっかりと睡眠をとっているというお話。

全く意味のないお話ですね。

あの話を真に受けている人は人生の敗者。

先日30歳になった新米社長にアドバイスを致しました。

「30代は寝るな!」 と。

実力者の標準睡眠時間は3時間。

そういう時期が一定期間あるということです。

成功した後は睡眠をとっています。

この意味わかりますよね?

 

そして、30代が終わり40歳到達時にお金の価値を失います。

お金の価値を失うという意味は、分かる人にだけ理解していただければ結構です。

これが「人生しじゅう」の設計です。

あとは、子供に実力をうまく承継できるか。

これ以外に思い残すことはないのかもしれません。

資本主義末期は社会保障の崩壊を意味します。

私は高額納税者の怒り(痛税感)を受け止めていますので、

今のような過度な社会保障の考え方がいつまでも続くとは思っていません。

政治の時代が終わり、経済主導の時代を迎えましたが、

そのバランスが崩れ、維持できなくなるときが必ずやって来ます。

 

実力の定義は明解です。

社会の仕組みが崩壊した時にこそ通用する力。

つまり、学歴や資格は実力の証ではないということです。

人生迷ったら自然に聞け!

自然の摂理は唯一の真実。

私は、人間の都合でつくられた法律が大嫌いです。

税法も大嫌い。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月 4日 (金)

共利共生

「今回は私が社長のところへ伺いますよ!」

ある顧問先なのですが、先日の決算が良くなかったので、

翌期の経営戦略が明確になっているか確認しておきたいと思い

連絡を入れた時のことです。

私から訪問しますよと言うと、社長は嫌な予感がしたとのこと。

なぜかと言うと・・・

業績が悪い時期に私から改まって声がかかった場合には、

顧問契約解除の話を切り出すのではないかというイメージがあるらしいのです。

でも、いま結果が出せないという理由だけで見捨てることなど絶対にありません。

顧問先のことを心配しているだけです。

 

先週は、福岡から関与のお話をいただきました。

仕事柄100人の税理士を知っています。

ですが、顧問をお願いするなら先生に決めていました。

なんて言われると、嘘でも嬉しいですね。

遠いところからお越しいただいたので、ホテルで食事でもしながらと思い、

まずは簡単に将来のビジョンをお聞きしました。

表情は穏やかな方ですが、お考えのことは普通ではなさそうでしたね。

 

うちの事務所の特徴は不動産関連に強いという説明をよくさせてもらいます。

なのですが、今更ながら最近気がついたことがあります。

実はうちの事務所の最大の特徴は、変わり者が多いということなのです。

本当の実力を持った人だけが残っていく流れができています。

変わり者に囲まれて本当に幸せだと思います(^^)

税理士になって手に入れた財産は「相当の人脈」だと思います。

「ちょっと面白い話があるんだけど・・・」

と私が言えば、先日は名古屋の社長が飛んできてくれました。

有言実行、ブレない精神、そして変わり者・・・

特に遠方関与ではこのような顧問先が多いですね。

「利益は結果である」という私の説明をすぐに理解してくれます。

ですから、利益が出るわけです。

 

非常に前置きが長くなってしまいました。

「共利共生」

今から12年前のことですが、

私が独立した際、自分の生き方を具体的な言葉にしたものです。

事務所経営で言えば、

--------------------------

強い顧問先は事務所の利益

事務所の利益は顧問先の利益

--------------------------

ということです。

賢い顧問先は、このことをよく理解してうちの事務所に関与されています。

これは、強い顧問先が残り、弱い顧問先が去っていくことを意味します。

そして、強いスタッフが残り、弱いスタッフが去っていきます。

 

8/3は私の誕生日

当事務所では、私の誕生日を夏季賞与の日にしています。

ある職員が言いました。

この金額の賞与は自分としては初めてですと。

金融機関出身者ですが、会計事務所へ転身し挑戦しています。

評価されたことはとても嬉しかったと思います。

私は、規模の経済性に依存しない事務所経営を研究し続けています。

事務所に未来を与えてくれるのも、強い顧問先のお蔭であることを

決して忘れてはなりません。

 

私が開業してしばらくは、経済縮小社会を意識していました。

それから数年後にリーマンショックが起こりました。

しかし、それは一つの出来事にしかすぎませんでした。

過度な規模の経済性に出口はないのです。

現在では、「資本主義末期」というテーマを意識して事務所経営をしています。

ここ10年間、資本主義末期らしい現象が次々と起きています。

またの機会に、その具体的な現象を記事にしてみましょう!

 

資本主義末期は真の競争社会を意味しています。

共利共生には自然の摂理に通ずる明確な理論があります。

世の中には与える人と奪う人の二種類しかいません。

そして、自分がやったことは全て自分に返ってくる。

ということは、奪う生き方の人はどうなるでしょうか?

このことに対する答えは明確なのです。

ですから、誰と繋がるべきかを考えること。

それが「共利共生」の本質論なのです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月 7日 (金)

経済縮小時代における生産性向上と持続可能性

社会に役立つ技術を持て

将来が予測不能な今の時代、何を信じて生きていけばよいのでしょうか。

まだまだ能天気な経営者もいますが、将来を不安に思う経営者は増えるばかり。

AIが人間の脅威になりつつあります。

情報は更に加速します。

大学を卒業していても、それだけでは何の役にも立ちません。

資格も取得するだけでは社会のニーズを満たすことはできません。

40年前に日本で始まったホワイトカラー量産時代。

バランスを失った現代社会で、資格を取ることはウェルカムではないのです。

では、私たちは何を信じて生きていけばよいのでしょうか。

 

「技術と同時に人間を磨け」

これが時代に影響されることのない不変の答えです。

一例を挙げてみましょう。

情報の時代で必要とされなくなる職業とは・・・

ただ仕入れて売るだけの商売。

うちの事務所では関与事例がほとんどない業種があります。

それが仲介業。

産業分類上の仲介業に限らず、本質的な意味を考えるべきです。

多くの人が、情報化で仲介ビジネスにチャンスが広がると勘違いしてしまいました。

しかし、そのような状況が継続することはないでしょう。

 

営業をすると顧問先が減少します。

これが、質の高い問い合わせを維持するための秘訣です。

事務所内ではいつも口癖のように言っていることです。

とにかく仕事に感謝しなさい。

そうすれば、社会に役立つ技術が身につきます。

社会から本当に必要とされている職業に営業は必要ありません。

少々言い過ぎかもしれませんが・・・

このことが情報の時代で起きることです。

 

私は税理士でありながら投資家でもあります。

投資対象は不動産と人です。

特に人への投資には価値を感じています。

投資手段は出資のほか、アイデア次第で様々なやり方があります。

私が手掛けた再生案件は100%黒字化します。

なぜそのようなことが言えるのか・・・

それは、これまで手掛けた投資がすべて黒字化しているからです。

しかし、黒字化した時点で手を引く場合があります。

本来は継続して更なる発展に寄与すべきところなのですが、

ある基準に従って投資継続に関する判断を行っています。

それが、「感謝・敬意・反省」です。

黒字化しても支援された経営者の態度に変化がなければ、

その時点で投資は打ち切ること。

これが私の投資における流儀です。

スタッフの教育でも同様です。

「感謝・敬意・反省」の態度が見られない人材への教育は打ち切ります。

投資で最も重要なのは損切り(打ち切りルール)なのです。

人口減少、経済縮小時代であっても仕事が減少することなく安定した経営を

続けられるのは、技術と人間の両面で裏付けのある企業だと考えています。

 

最後に、私のメモ録を書いておきましょう。

共利共生は、経済縮小の時代にこそ有効な考え方なのです。

 

生産性向上

2割の顧客に絞り込めば、8割のロスが解消されます

残念ながら、設備投資ではないので税額控除の適用はありません・・・

 

与えるということ

ここに投資の本質があります

誰に何を与えるか(カネかチャンスか・・・)

そして、その投資活動で何を得たと考えるか

投資回収は結果でしかありません

 

売上拡大ほど簡単な策はない

決して横着をしてはなりません

自分が得意とする顧客、そして納得がいく顧客を追求すること

これを目指すのがプロの経営者なのです

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 2日 (金)

教育とお金の関係

「教育は投資である」

強烈な母親に育てられた私は、少なくとも10歳のころには、

教育の在り方を真剣に考えるようになっていました。

大人がやっていることとその影響を受けて育つ子供たちとの関係を

子供の立場で観察し続け、その記憶は今でも鮮明に残っています。

 

ほとんどの経営者が人材のことで悩んでいると思います。

自身の経営でも、人材の問題は常にくすぶっていると認識しています。

私は投資効率の悪い人材に教育はしません。

これはやはり経営者としての立場からです。

では、最も投資効率の悪い人材とはどんな人材でしょうか?

それは、素直でない人材です。

投資による失敗を損失といいます。

素直でない人材は必ず損失になります。

では、素直ってどんな人材でしょうか。

その内容はこちらに書いています。

 

スタッフを教育する条件は、

「感謝・敬意・反省」 があることです。

この3つさえ押さえておけば、人材で損失を出すことはなくなります。

日頃からスタッフの態度を細かくチェックしておきましょう。

つまり、教育の機会をスタッフ本人に自ら選択させていることになります。

教育の機会とは人生の機会を意味します。

本では決して学べないこと。

これが財産になります。

スタッフにはこのように言っています。

まぁ、なかなか伝わらないですが・・・

 

ようやく3月決算(5月申告)の繁忙期を終えました。

気分は上々ですが、すぐに6月1日から税務調査が始まりました。

この署(管轄)では、調査官にとって収益の大きさが記憶に残るようなレベルの

法人です。

うちの事務所の顧問先は、ほとんどが黒字法人です。

特に、私が直接担当している法人のほとんどが高収益法人です。

ですから、どうしても税務調査が多くなります。

なぜ私の事務所では、黒字法人で人柄の良い経営者が多いのでしょうか?

調査にはまったく関係のない質問ですが、社会的センスの高い調査官からは、

このような質問を受けることがあります。

その答えが、「感謝・敬意・反省」です。

つまり、この成長の条件は企業経営者にもそのまま当てはまるというわけです。

税理士は顧問先に対し、非常に大きな利益を与えることができます。

しかし、私は全ての顧問先のお役に立とうとは思っていません。

このような判断を、投資といいます。

 

少し変わった視点をご紹介しましょう。

「賢い女房は男を育てる」

以前、このブログでも書いたことがあります。

かなりの人に読まれていたようです。

賢い女房の投資術です。

私は(男性の)人材採用の際には、本人だけでなく配偶者の存在を意識しています。

「ダンナがダメなのは女房のせい・・・」

なんて言い方をすると、世の女性を敵に回してしまいそうですが、

デキル男の女房はほぼ例外なく女としての役割をしっかりと果たしているのです。

きっと、母親から教わっているのでしょう。

 

利益の出し方には二種類あります。

一つは、相手に無理をお願いして利益を出す方法

もう一つは、社会から必要とされる方法で利益を出す方法

今の社会は、前者のパターンが非常に多い状況です。

相手を騙して利益を得る方法がどちらに分類されるのか、

理解に苦しむことはないでしょう。

「お願い経営」は継続できないというのが特徴です。

情報の高度化と経済縮小が同時に起こると、この傾向は顕著に表れます。

継続企業を前提とするならば、後者の体質づくりが必須となります。

経済縮小時代における重要なテーマは「売上増ではない」ということです。

そもそも、後者の経営では営業スタッフが必要ありません。

少し誤解を招く言い方かもしれませんが・・・

「企業経営を圧迫するのは経理と営業だ」と私が言っている理由はここにあります。

商・サービスの過剰供給、資格者飽和状態は、需給のバランスを著しく欠いた

社会問題です。

既に多くの商品があふれる中で更に同様の商品で売上拡大を目標にすることが

社会にとって本当に良いことか、既に資格者が飽和状態の中で社会人になって

から資格取得にエネルギーを使うことが本当に正しい選択であるか、

社会には他に取り組むべきテーマがたくさんあり、賢い人であればすぐに判断が

つくわけです。

ちなみに、資格とは実力がある人が取得すれば役に立ちますが、

実力がない人が取得してもなんの役にも立ちません。

つまり、資格は実力を示す指標にはならないということです。

以上の内容は、わかる人にはわかる、わからない人にはわからない内容です。

知能指数、学歴や資格とは関係がないことも、税理士の立場から実施してきた

研究でわかました。

「いま何をすべきか」

この問題に対する本質的な解決方法を導くために必要なのが教育なのです。

 

人格形成は15歳で終了します。

この人格形成期に実施する内容を教育と言うべきでしょう。

ですから、社会人になってからの教育は本質的な教育ではありません。

私がやっている社会人教育は、15歳までに潜在的に形成されたものが

もしあるのならば、それを引き出そうという作業にすぎないということです。

15歳までは短期間で実力が形成されていきます。

しかし、それ以降は自らの現実を受け入れ、人生の落としどころを考えていく

必要があります。

社会人教育ではこのような着眼が重要になるでしょう。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月 7日 (金)

中小企業の9割は原始人レベル

確定申告が終ったかと思うと、

次の台風「3月決算」がやってきます。

自治体関係の決算も受けているので、

いろいろとまた勝手が違って大変です。

 

本日は、不動産関係で大きな所得を得たクライアントさんが

昨年一年間の総評と今後について意見を求めてご来所されました。

私が受け持つクライアントの第一の特徴は、

「小さな規模で大きく稼ぐ」 ということです。

「決して規模で問題を解決してはならない」

というのが私の経営指導方針ですから。

大抵のことは、年商10億円以内で解決させてしまいましょう!

 

今さえ良ければそれで全て良いのか?!

この問題に対する答えは、大企業たちが今後さらに実例を出してくれます。

 

税理士の役割も変わってきました。

私のクライアントの多くは、私に税理士として何かしてもらいたいというよりも、

メンターとしての役割を期待しているということが強く伝わってきます。

なぜ規模で問題を解決してはならないかというと

二つ理由があります。

一つは、低成長過剰供給社会。(本当はリセッション)

もう一つは、IT化です。

ちなみに、今は採用難のことがよく話題になりますね。

ご多分に漏れず会計事務所業界でもそういう話になっています。

私はそうは思いませんが・・・

 

賢い経営者の考え方を一つご紹介しましょう。

不動産でもそうなのですが、

力のある人間は、みんなが買えない時に有利な価格で買い落とします。

みんなが買えない時に買えるのが実力だというわけです。

人材採用も同じことが言えますね。

いま必死になって採用活動をしているのは、企業としてタイミングが悪いかと。

人材というのは、みんなが採用できない時に採用して教育をするのです。

そんなことできるわけないじゃないですか!!

いや、それが実力の差というわけなのです。

私の事務所では仕事はどんどん増えていますが、

人材は増やしていません。

増員以外の方法で問題は解決できるのです。

 

昨日も不動産系クライアントさんには以下のように回答しました。

いまのような実体なき浮ついた景況感の時こそ、

負動産(ジョーカー)を有利な価格で決済し、次の不況を待つことですと。

実はこれ、人材採用に関しても同様のことが言えます。

今こそ悪いものを良いものに入れ替える絶好の機会なのです。

キーワードは「精算」ということになるでしょう。

市場とは交換の場なのです。

 

本日の夕方、当事務所内にて通達を出しました。

テーマは「スピード」について。

経営において3つの視点があります。

それは、規模の経済性、地域の経済性、スピードの経済性です。

ずっと以前にもこのブログで紹介していますね。

私は、特にスピードの経済性に着目をしています。

スタッフにはスピードに関する問題提起をしました。

スピードを速めるための3つの視点

1. 取引先(相手)を選ぶこと

2. 人を使わないこと

3. IT化

それぞれ補足しなければ誤解されることばかりですが、

ITと生産性向上の関係について書いてみましょう。

 

IT化と言えば、

人工知能とか

文書の電子化とか・・・

 

ITのことがよくわかっていない人ほど、

今の時代、何でもパソコンがパラパラって自動でやってくれるね!

なんてことを言います。

 

中小企業の人材は、道具が使えません。

例えばExcel ・・・

縦横計の表計算ツールだと思っています。

中には、折角完成しているフォームを壊す人も。

これは論外です。

人間の潜在的な能力はExcelを使わせれば分かります。

わざわざ学歴で判断する必要はありません。

能力のない人はExcelが使えません。

これは私が色々な人材を見てきた結論です。

正しい言い方をすれば、普段Excelを使っているのに上達しません。

いえ、僕はExcel 関数をたくさん使っていますよ!

なんていう人が時々います。

このレベルの人でも、Excel の3%程度しか活用できていない

というのが実情です。

これでは、生産性向上とは程遠いでしょう。

 

いま流行?の領収書の自動読み取りってありますね?

あれってどうなんでしょう。

うちの事務所では明快な結論が出ているので、

この分野には一切手を出しません。

市場では無駄な時代を一時期でも迎えることになると思いますが、

これも低成長過剰供給社会ならではの流れですね。

敢えて無駄なフェーズをつくり出すことで、

市場収縮を少しでも遅らせようというわけです。

会計事務所の経営戦略的なこともあるので、

これ以上の内容は、また時期が来たら書きますね。

 

生産性向上について

日本の労働生産性はOECD加盟国34か国中21位とのことで、

少しショックです。

日本人はエリートではありません。

残業問題が話題になっていますね。

そして、生産性が悪いことと残業とを結び付けています。

しかし、これは間違っていますね。

(残業を肯定しているわけではありませんが)

 

生産性を向上させるための3つの視点があります。

これも、当事務所の所内通達の内容です。

1. スピードを速める

2. 何を売るか

3. 誰に売るか

この3つを改善すれば、

事務所の生産性は確実に向上します。

生産性向上はIT化ですべて解決出来る問題かと言えば、それは間違いです。

物事を自動化する技術をもっているプログラマーの収益性が高いかと言えば、

実はまったくそのようなことはありません。

不思議だと思いませんか?

自動化できる技術をもっているのに・・・

答えは設計力です。

もっと言えば、創造力。

プログラミング技術があっても設計というプロジェクトが

しっかりとしていなければ、プログラミングで挫折します。

出来上がった作品も役には立たないかもしれません。

10年前のことですが、

これからプログラミングの時代になると申し上げてきました。

時代はそうなってきたんじゃないかなと思います。

それなのに、システム開発会社の現状は経営状態が著しく良好な会社と

低収益、あるいは内職的一人会社の両極端になっています。

この著しい格差を生み出す原因が(経営者の)設計力、

つまり創造力にあるのです。

あるプログラマー(兼経営者)は先ほどの領収書自動読み取りについて

素晴らしい! と言っています。(うちのクライアントさんではありません)

しかし、私は無駄な作業だと思っています。

これは一例にすぎませんが、そういうことです。

 

2. 何を売るか、3. 誰に売るか、については、

当ブログではたくさんの記事がありますので割愛します。

優秀な税理士ほど、将来性のない顧問先や関与態度の悪い顧問先を

切り捨てますが、これは実に正しい時間の使い方です。

質の高い業務を効率よく生産するための環境整備と言えるでしょう。

この問題を解決せず規模の経済性で薄めようとする方針もありますが、

日本の今後の経済事情を考えた場合、それは愚策なのです。

 

これから中小企業が力を入れるべきことは

IT化であることに間違いありません。

しかし、ほとんどの企業がその内容について誤解をしています。

ITの設備投資で問題が解決できると思っているからです。

経営の本質を捉えていない経営者ほど無駄な投資になります。

特に中小企業は注意が必要でしょう。

 

p.s.

なかなかブログを書く時間がないので、書き出したら一気に書く

みたいな感じになっています。

私が書く記事は一つひとつのセンテンスに込められた深い意図を理解

しなければ、記事全体を読み解くことができないようになっています。

そういう意味では読みにくい部分があるかもしれませんが、

徐々に理解できるようになりましたという声もあります。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月29日 (木)

もらったものは返せ!

161229


秋からブログの更新ができておらず、

顧問先からもそのことを指摘されながら、

あっという間に年末になってしまいました・・・

30代でスーパーマンを卒業し、

任せられる部分はスタッフに任せるようにしているのですが、

私の手が空いた枠以上に仕事が入ってきます。

 

12月29日は事務所の大掃除、

その後、事務所近くのシェラトンで忘年会を行いました。

写真は、宿泊券付き有給休暇の贈呈式です。

今のスタッフはよくやってくれていると思います。

人材に対して全く問題がないということはありませんが、

多くの会計事務所が抱えている問題が私の事務所にはありません。

そのようなスタッフに感謝の気持ちを伝える場が必要です。

それが、忘年会や社員旅行です。

 

私の事務所では、職員教育の一環として

「感謝・敬意・反省」を打ち出しています。

これは、私が考える「成長の3要素」です。

仕事を通じて自分が何を与えてもらっているのか

わけがわかっていない職員は絶対に成長しません。

リーダーはそういう職員に投資をしてはならないのです。

私は、三度までは平等にチャンスを与えます。

しかし、成長できない人間に投資を継続してはなりません。

こんな言い方をすると差別だと反論する人がいるかもしれません。

お気持ちはわかるのですが、

万人成長すると掲げるのは単なる人間のエゴなのです。

 

生き物には天命というものがあります。

万人平等ということはあり得ないことです。

人材教育をしていて、この3要素が如何に重要であるかを痛感するところです。

私自身が10年間かけて仮説と検証を繰り返しながら得た実証結果もあり、

理論的裏付けもあります。

人材採用の書籍は数冊読みましたが、参考になるものはありませんでした。

詳細はまた別の機会に書いていきたいと思います。

この「成長の3要素」ですが、

顧問先経営者が成長するかどうかも同様に当てはまります。

顧問先経営者もまた人材(財)だということなのです。

 

大切な顧問先から与えられた利益を有効に活用していく

という使命を私はもっています。

その一つが、会計人への人材投資です。

その投資によって得られた長期優良人材を再び顧問先利益のために

活用することが私の重要な役割の一つだと考えています。

採用試験の目的は、投資に値する人材かどうかを見極めることです。

採用当時の実務力は採否の判断要素とはしないようにしています。

では、能力があり素早く成長する人材はすべて投資対象になるでしょうか?

答えは「ノー」です。

そこまでカバーしているのが「成長の3要素」です。

 

社員は家族ではない・・・

採用後、私がスタッフに対して最初に伝える言葉です。

それは、経済活動の中での繋がりが前提だからです。

これをケジメと言います。

経済活動のなかでは重要なルールがあります。

「借りたものは返せ!」

これは当たり前のことですね。

契約ですから・・・

借りたものを返さないというのは、

あらゆる経済取引から抹殺すべき最低な人間です。

約束を守るというのは、信頼関係をつくり上げていきますから、

成長のために重要なことでしょう。

 

しかし、社会で成長するためにはもっと重要なルールがあります。

それは、「もらったもの」は必ず返せということです。

当事務所では3倍返しがルールです。

もらったものを返す?

しかも3倍?

そんなこと続けていたら、損をしますよね???

でも、そうならないのが面白いところ。

互いに成長していく結果を生み出せるのが3倍返しの世界なのです。

スタッフには仕事で返すことを意識づけています。

契約ではありませんから返済期限などありません。

顧問先が困っているタイミングがいつでもわかるように

普段から顧問先をよく観察しておくよう指導しています。

 

このブログでは度々書いていますが、

世の中には、「与える人」と「奪う人」の二種類でできています。

生産活動と消費活動という意味ではありません。

私は「社会(しゃかい)の元帳」を見ていますから、

このことがよくわかっています。

※ 会社(かいしゃ)の元帳ではありません

自分の目の前の人間がどちらの属性であるのか、

見極めることが実に重要なのです。

 

最後になりましたが、私が頑張り、そして成長し続けることができるのは、

スタッフがいてくれるからであり、顧問先が当事務所に期待してくださるからです。

そのことを忘年会では改めて言葉にしました。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年5月20日 (金)

会計人が信頼を得るための3つの条件

来週は、3月決算業務のクライマックスです。

3月決算は分割法人が多いので、

申告書の仕上げにも案外時間がかかります。

 

さて、今回は会計人の資質について。

税理士業というのは一人でやっているときが一番簡単で、

スタッフが増えてくると急激に管理が難しくなっていきます。

 

信頼される会計人の条件を3つ挙げますと…

 1. 知識があること (知識がなければ何も始まらない)

 2. 正確であること (経験から生み出される意識の問題を含む)

 3. 正直であること (人間性が優れていなければすべて台無し)

これは、会計が持つ本質的な役割に通ずるところがあります。

 

少し前の話になりますが…

担当者が決算である残高をミスしたことがありました。

まだ税務申告は終わっていなかったので事故とはならなかったのですが、

顧問先企業には申告予定の決算書として提示してしまったのです。

申告前の土日に私がフォローできたのですが、

その時、私は担当者に言いました。

謝りに行こう!

彼は不服そうな顔もせず、素直に受け入れました。

私は素晴らしいと思いました。

スタッフのミスは私のミス。

スタッフがミスをするのは、結局は私が悪いということ。

私自身がミスをしないことよりも、事務所内のヒューマンエラーを減少させる

ことのほうが10倍難しい。

事務所内の意識づくりがとても重要です。

意識づくりが人づくりに繋がります。

単なるマニュアル化だけでは、顧問先からの信頼は得られません。

機械化できない仕事ほど豊かな仕事です。

一方で、人の数だけミスが発生します。

先述の事例は、結果的には問題に発展するようなレベルのミスでは

なかったかもしれません。

でも、この意識が危険なのです。

人間のミスは、人間性とストレス耐性に大きく関係しています。

ですから、私は事務所内では「失敗を恐れろ」と言っています。

ここを乗り越えた人間にしか、豊かに生きる資格はないと考えています。

 

(決算書)

Mさんが作った決算書。

まだ、金融機関から指摘を受けたことはありません。

しかし、大きな投資額を扱うこともあるので、いずれそういうこともあるのかな?

と意識しながら仕事をしています。

人が作った決算書を批判するのは簡単です。

しかし、決算書の批判はできるけれど、自分では決算書は作れない。

こういう人たちが世の中にはたくさんいます。

具体的にどんな立場の人たちなのか。

名誉のために書きませんが…

信頼される決算書をつくること。

このことは時代の要請として益々高まっていきます。

信頼される決算書の作成は、コンピュータ技術の発達とは

関係がないので難しい問題なのです。

決算書は税務署と金融機関に提出します。

成長する企業は、金融機関から信頼される必要があります。

もちろん、会計や税務のルールを守ることは重要ですが、

私は、決算書作成の意識レベルとして

「第三者に説明できる計算書類の作成を」

という部分に重きを置いています。

そのための重要なキーワードが「合理的な理由」です。

そうすると、成長企業のお役に立つことができます。

 

(政治)

都知事のMさん

みんな他人事のように批判していますが、どうなんでしょうね。

批判することは実に簡単です。

確かに脇が甘かった。

地位が上がれば上がるほど脇は締めなければなりません。

一発で詰んでしまいます。

ここがレバーの恐ろしさです。

それにしても、いったい誰が選んだのでしょうか。

私は政治の批判を見ていて、いつもそう思います。

政治が三流なのは政治家だけのせいじゃありませんね。

私は政治の話が好きではないので、ここまでにしておきます。

 

(経営)

M自動車

またまた大騒ぎになっていますが…

自動車メーカーの選択には、その人のアイデンティティーが表れます。

特に、高級自動車市場では顕著です。

(M自動車には高級車はありませんが)

ずっと昔から不思議でした。

どうしてここの自動車を買う人がいるんだろう。

企業が成長するためにはどうしても顧客が必要です。

ですから、顧客はもっと社会を学び、自己の行動に責任を取るべきなのです。

 

総じて言えることは、これが日本の教育水準だということ。

教育を受けていなければ、いくら情報があっても正しい選択はできない、

ということではないでしょうか。

私は、正しい行動をとるためにお金を使う、

ということに価値を感じます。

これは、何を買うかではなく、誰に対価を支払うか、

ということなのです。

これを「プライド」と言います。

今の日本人にはプライドがありませんねぇ。

 

ちなみに、「sinrai.com」は私が開業当時に取得したドメインです。

人が生きていく上で如何に信頼が大切であるか、

スタッフにはもっと伝えていかなければなりません。

 

今日は、登場人物を全てMさんにしてみました(^_^;)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年5月 4日 (水)

GWの過ごし方

私には必要のないものがあります。

それは、「テレビ」、そして「休日」です。

 

このブログは経営者向けです。

そのことを前提としていますから、

読み方を誤らないようにお願い致します。

 

世の中はGW真っ只中…

この時間の過ごし方も格差に繋がっています。

格差は悪いものだと捉える風潮がありますが、

何もそのように考える必要はありません。

格差は必然であり、格差は必要なものだと考えています。

連休は恒例ですが、妻子は北九州の実家へ行きました。

私にとって一人の時間はとても重要です。

お礼の手紙やFAXが届いています。

こんなときこそ心を込めて自筆で返信をします。

普段はメール中心なので、改まってペンなど持つと腱鞘炎になりそうです。

経営者として成熟してくると、ひとりの時間とみんなで過ごす時間との

切り替えが極めて重要になってきます。

と言えばカッコイイのですが、私の場合は溜まりに溜まった仕事を

やっつけているだけのことです(>_<)

 

思考レベルと経験で人の満足は異なります。

満足の持続期間…

 美味しい料理は満腹時のみ

 旅行はその場限り

 高級外車は1週間

 広い豪邸は1か月

 大金(たいきん)は1年

しかし、生涯満足が続くものがあります。

これを手にすれば生き方は大きく変わります。

 

6月は事務所全体で北海道旅行を企画しています。

顧問先が日本一のLNGタンクを建設しているので、

北海道電力の許可を得て建設作業現場を見学させてもらう

という企画になっています。

これも顧問先の協力あってのことですから感謝しています。

ちなみに、この顧問先は何度も日経雑誌の表紙を飾っています。

その裏側では他の者にはできない努力があるのかもしれません。

私は、単なる仲良し旅行には出かけません。

この旅行の目的は、スタッフへの感謝の意の表明と

会計人のための社会見学でしょうか。

ですから、旅行代金は給与天引きなんてしません。

 

10歳になるうちの息子は、未だにドラゴンボール一色です。

大切そうにカードなんか集めています。

ちょっとした発達障害ではないかと心配になるのですが…

まぁ、そうでないことを祈っています。

要するに、思考が幼稚なんですね。

子供の時の思考は、その子の将来を示唆しています。

どんなことに興味を持つか。

親からやらされることではなく、自発的に興味を持つこと。

これが成長環境と絡み合いながら人格を形成していきます。

 

いつもこのブログでは書いていますが、

集団の中で自分の立場をどのように認識し行動できるか。

高度システム化社会では、この力が重要になっているわけです。

IQと所得との相関は薄れ、CQとの相関が年々高まっています。

経営者の方々の中には、IT技術やコンピュータシステムで自社の生産性が向上し、

企業利益が大きくなると考えている人は少なくないと思います。

これ自体を完全否定するわけではありませんが、

生産性向上のメインテーマは、もうここにはありません。

その答えを解くカギが、CQの中に隠されています。

これが、規模の経済性から脱却するヒントになるでしょう。

設備投資は、お金があれば(お金を借りれば)誰にでもできます。

ですから、あまり価値が高いものではないのかもしれません。

 

私は、幼いころ鉄道が大好きで、

大げさな言い方をすれば、時刻表を分析していました。

つまり、ダイヤに興味を持っていたのです。

数字から色々なものが見えてきたのを今でも記憶しています。

普段はふざけた子でしたが、オタクの要素も併せ持っていました。

このことが、今の経営に大きく役立っています。

昭和40年ころからの旧国鉄廃止路線もほぼ全て覚えていて、

これが時間と空間の認知能力へと繋がっています。

 

経営者がビジネスを成功させるために

最も重要な要素とはなんでしょうか?

アイデアでしょうか?

以前、私はアイデアが最も重要だと考えていました。

しかし、多くの経営者を研究してきて、それが間違いであることに気がつきました。

それでは、最も重要なのはビジネスモデルでしょうか?

残念ながら、これも違いました。

アイデア 70点、ビジネスモデル 80点。

こんな中途半端でも経営は成功するのです。

では、最も重要な要素とは…

●●●●●です。

もうすでにヒントは書いているのですが、

5文字の答えは、またいずれ書きますね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年4月 1日 (金)

信頼関係構築のための条件とは

あっという間に4月になってしまいました。

ただ、短期間で相当いろいろなことを消化しているので、

今年ももうすでに1年分生きたような気がします。

 

昨日は収益不動産を1棟売却をしました。

税理士が3月末決済なんてすると本業に支障を来しますね…

でも、私は売買の当日に銀行にも行かないし、売却代金の着金すら確認しません。

本業優先のためですが、こういうことができるのも信頼できる人がいるお蔭です。

「信頼関係って大切ですよ」

みんな、一度や二度は口にしたことがあるでしょう。

でも、そのほとんどが虚像ではないでしょうか。

信頼関係ではないのです。

なぜそうなるのでしょうか?

 

教養は信頼関係構築のための条件である。

信頼関係とは、

 「人を信じること」

そして

 「人から信用されること」

です。

この二つが同時に満たされている状態をいいます。

そのために重要となるのが、(世の中の)ウソとホントを見極める力。

目の前にいる人がウソであるかホントであるか、

その見極めがつけば、目の前の人を信じてもよいのかどうかわかりますね。

そのために必要なのが教養だというわけです。

人から信じてもらうためにも教養が必要になります。

人間性に疑問がある人は、人から信じてもらうことなどできないでしょう。

教養とは、知識や経験を身につけ、それを人格形成に結びつける作業である、

と私は考えています。

残念ながら、多くの人々が人格形成に失敗しているため、

信頼関係は構築できていないのです。

 

悪いときこそ、その人の価値である。

事務所内の人間基礎教育で徹底して言うようにしています。

人というものは、状況が悪くなったときにどんどん本性が表れてきます。

良いときではなく、悪いときにどう行動するか。

その人の価値が決まります。

それが、その人の本当の人格なのです。

人の見極めができるようになると、平常時の行動を見るだけで、

この人が非常時にとる行動を予見できるようになります。

人格までもコントロールできる人間はこの世にはほとんどいません。

大部分の人が、人格の通りに行動しているのです。

 

信頼関係とは抽象的概念ではありません。

実体ある概念で、所得形成にも大きく関係しています。

カネだけの関係は続きませんが、信頼関係は続きます。

信頼関係をつくることができない人の経済的損失は計り知れないのです。

不況に影響される銘柄と不況に影響されない銘柄を私は常に意識しています。

銘柄というのは表現のたとえで、上場企業だけのことではありません。

今は良いけれどいずれ悪くなるだろう会社、いずれ詰んでいく人間というのは、

ある部分に着目すれば見極めることが可能だということです。

弊所のドメインsinrai-r.com(シンライアールドットコム)は、

今から11年前の事務所開業当時、このことを意味してつけられたものです。

教養を増すと、人を見極めることができ、

人を外さなくなるということではないでしょうか。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月12日 (金)

段取り八分

今日の朝礼のテーマは 「段取り八分」

毎朝一つテーマを決めます。

そして、各自が数分で考えをまとめ、皆の前で発表していきます。

このような取り組みによって、全員が主体性をもって仕事をするようになります。

 
段取り八分、仕事二分

みんな考えをうまくまとめて発表してくれます。

時には、へぇ~ と思うようなことを言う人もいます。

チーム風土に合った意見形成ができる人材には、仕事を任せたくなりますね。

 

任せれば人は育つ

でも、多くの中小企業経営者がこの言葉の意味をはき違えています。

任せても育っていません。

むしろ現場はグチャグチャに…

なぜでしょうか。

上司の段取りが悪いからです。

この状態を「放任」と言います。

 

私は、「上司の段取り力」について話をしました。

人を知り、事を予測し、段取りをする。

このレベルに到達してはじめて「任せる」という発想ができるわけですね。

上司の段取り力は、チームに余力を生みます。

不測の事態にも対応できるようになります。

 

放任にならないために、報告徹底の風土をつくり上げます。

報告がなされなければToDoは完了しない。

知能がなければ、上手く報告できません。

その人が持つ知能のバランスによって報告の質も変わります。

ですから、人材採用では言語と動作の知能を見ます。

更に、集団的知能も把握しておく必要があります。

社会性の欠如した人間は、報告行為に疑問を持つからです。

「君は一人で生きていきなさい」 となりますね。

 

人間には(脳や心について)個体差があります。

人の行動を予測するために、3つのバランスを見るようにしています。

 IQ(Intelligence Quotient)

 EQ(Emotional Intelligence Quotient)

 CQ(Collective Intelligence Quotient)

ですね。

ちなみに、CQというものは検索しても出てきません。

私が勝手につけた略称…

EQは感情的知能指数

CQは集団的知能指数

IQはテストが充実しているので測定しやすいですが、

EQやCQは数値で測定するのが難しいです。

でも、数値化しなければ測定できないわけではありません。

きちんと見れるようになります。

私は、今では会社の決算書を見なくても、

その経営者が稼ぐ能力を持っているかどうかわかります。

その収益状態が持続するかどうかもわかります。

経営者のIQ、EQ、CQのバランスを見ているわけです。

難しいことはないですね。

バランスが大切です。

例えば、IQだけが突出していてあとはダメという人間は、

むしろ社会の邪魔になります。

 

話しが逸れてしまいました。

段取りの話でしたね。

段取りがうまい人材は、報告書の書き方もうまいです。

報告書を書くことで、任せてもよい人材が育ちます。

「ほう・れん・そう」 というふうには指導していません。

報告を徹底させるだけで大丈夫です。

私のところには、暴力のように報告が入ってきます。

目を通すのはとても大変ですが、そのおかげで

現場で起きているヒトの問題が瞬時に把握できます。

それだけではありません。

報告の内容を時間軸で辿ることで、その人がどのような

段取り力をもっているのか把握できるのです。

うちの事務所には、悪意のある人間は一人もいません。

しかし、悪気がなくても仕事で過ちは発生します。

そこを如何にしてありのままに報告できるか。

言葉にすると簡単ですが、実際にはできないですね。

報告する側は、自分が完璧な人間でない限り、報告そのものが

自分の身を守る手段であることも理解しておかなければなりません。

 

ちなみに、私も報告書を書いています。

承認者はいませんが…

書くことは面倒なことではありません。

成長する手段なのです。

 

最後に、

人生四十(しじゅう) について。

これは、人生の段取り力を意味しています。

段取りとは、生き方のセンスです。

段取り良く生きれば、40歳までにほとんど全てのものが手に入ります。

厳密には全てのものを手にしたわけではないかもしれません。

しかし、現実に欲しいものはなくなります。

この心理状態は、余生(40歳以降の人生)で更なる余力となっていきます。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)