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2019年1月14日 (月)

年頭雑感

年頭所感ならず、 思いつくまま雑感的に書きます。

 

成人の日を含むこの連休は、福岡のクライアントさんのお心遣いで、

セキスイハイム九州の鳥栖工場へ見学に行ってまいりました。

建築までの約8割を工場で仕上げてしまうというユニット工法を見学しました。

そのあとは、熊本地震の揺れも体験させていただきました。

顧問先さんは、想定外の揺れに少々酔われていましたが・・・

ユニット工法は、耐震性にも優れていることがよく理解できました。

ご対応いただいたセキスイハイムの課長もとても親切な方で、

工場で働いている方々も(人間として)礼儀正しく、

私の大手企業に対するイメージを覆すものでした。

士業と同じく、営業色が薄いのは本物であることの証でしょうか。

 

お昼は熊本市内でお寿司をいただき、ちょっとした息抜きにもなりました。

お土産には馬刺しをご用意いただいていて、お心遣いにはとても感謝しています。

いつもはご指導をさせていただく立場ではありますが、

一方で、私自身が顧問先さんに助けられている部分もあると認識しています。

時には厳しい指摘をすることもありますが、それは信頼関係の証です。

 

年が明けて仕事始めの1月4日

某銀行の支店長や某ハウスメーカーの担当者が新年のご挨拶にご来所されました。

今年の経済の見通しについて軽く情報交換しました。

もうそろそろ、リーマンショック第二幕のような不安がありますね。

戦後最長の景気回復とは言われているようですが中身はありません。

いつも申し上げているように、これまでやってきたことは未来経済からの前借り。

戦後最大の前借りというべき状況ではないでしょうか。

予告通り、単純投資に対する資金はかなり引き締まってきました。

融資の末端では、まだその認識は薄いようですが・・・

不動産はこれから大きく後退するのではないでしょうか。

だからこそ、私の忠告を聞き入れて準備してきた方々にチャンスが到来するでしょう。

指値を入れて少し安く買えたからといって、そんな小さな自己満足に意味は

ありません。

不労所得と勤労所得は両輪の関係。

決して専業家主になってはならないという意味が分かる時がやってくると思います。

 

過剰供給の時代

過剰供給は、経済を崩壊させ、人間を破壊します。

商売とは、消費者に我慢をさせないこと。

過剰供給の時代では、この色が特に強くなります。

ですから、過剰供給の時代は不正の時代だと申し上げていたわけです。

金融とミックスさせ、多くの弱小者を巻き込みながら市場を拡大させよう

という力が働きます。

これが経済成長のジレンマとなります。

 

「我慢する必要はありません」

「ラクしてトクする方法があるのです」

「秘密の方法を知りたい方はこちらへ!」

これが、現代マーケティングの王道です。

目先の利益に踊らされる人たちを引き込もうとするメッセージが

世の中を飛び交っています。

このような環境が子供たちの教育にまで影響し、

15歳までの人格形成プロセスに支障をきたしてしまいます。

つまり、経済優先の行動が希望の見えない未来を作っているのです。

よほど親が賢くない限り、子供は直接影響を受けることでしょう。

これが、長期目線からみた社会保障崩壊の原理です。

税金や社会保険料をほとんど負担することなく、

ひたすら行政サービスだけを享受する者が更に増加します。

この層は、社会に対するコスト意識がなく、

自分が行政サービスを受けている意識すらありません。

 

ベンダーはこの問題を無視して

自社の無理な売上拡大だけにエネルギーを費やしてきました。

そのツケがこれから本格的にやってきます。

すなわち、富裕層増税と社会保障のあり方の問題です。

今年は(一応)消費税率10%実施の年になっておりますが・・・

しかし、現在の社会保障は消費税増税で解決できる問題ではないのです。

今回の顧問先さんには、このようなアドバイスをいたしました。

「一個人で社会を変えることはできません。

しかし、私たちが現実の社会に対してどのように対処するかは選択できます。」

賢い顧問先さんなので、この真意は理解されたと思います。

 

最後に・・・

昨今の人材不足の問題。

人がいないのではありません。

問題なのは、「社会人」 が年々減少し続けていることなのです。

 

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