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2017年8月 4日 (金)

共利共生

「今回は私が社長のところへ伺いますよ!」

ある顧問先なのですが、先日の決算が良くなかったので、

翌期の経営戦略が明確になっているか確認しておきたいと思い

連絡を入れた時のことです。

私から訪問しますよと言うと、社長は嫌な予感がしたとのこと。

なぜかと言うと・・・

業績が悪い時期に私から改まって声がかかった場合には、

顧問契約解除の話を切り出すのではないかというイメージがあるらしいのです。

でも、いま結果が出せないという理由だけで見捨てることなど絶対にありません。

顧問先のことを心配しているだけです。

 

先週は、福岡から関与のお話をいただきました。

仕事柄100人の税理士を知っています。

ですが、顧問をお願いするなら先生に決めていました。

なんて言われると、嘘でも嬉しいですね。

遠いところからお越しいただいたので、ホテルで食事でもしながらと思い、

まずは簡単に将来のビジョンをお聞きしました。

表情は穏やかな方ですが、お考えのことは普通ではなさそうでしたね。

 

うちの事務所の特徴は不動産関連に強いという説明をよくさせてもらいます。

なのですが、今更ながら最近気がついたことがあります。

実はうちの事務所の最大の特徴は、変わり者が多いということなのです。

本当の実力を持った人だけが残っていく流れができています。

変わり者に囲まれて本当に幸せだと思います(^^)

税理士になって手に入れた財産は「相当の人脈」だと思います。

「ちょっと面白い話があるんだけど・・・」

と私が言えば、先日は名古屋の社長が飛んできてくれました。

有言実行、ブレない精神、そして変わり者・・・

特に遠方関与ではこのような顧問先が多いですね。

「利益は結果である」という私の説明をすぐに理解してくれます。

ですから、利益が出るわけです。

 

非常に前置きが長くなってしまいました。

「共利共生」

今から12年前のことですが、

私が独立した際、自分の生き方を具体的な言葉にしたものです。

事務所経営で言えば、

--------------------------

強い顧問先は事務所の利益

事務所の利益は顧問先の利益

--------------------------

ということです。

賢い顧問先は、このことをよく理解してうちの事務所に関与されています。

これは、強い顧問先が残り、弱い顧問先が去っていくことを意味します。

そして、強いスタッフが残り、弱いスタッフが去っていきます。

 

8/3は私の誕生日

当事務所では、私の誕生日を夏季賞与の日にしています。

ある職員が言いました。

この金額の賞与は自分としては初めてですと。

金融機関出身者ですが、会計事務所へ転身し挑戦しています。

評価されたことはとても嬉しかったと思います。

私は、規模の経済性に依存しない事務所経営を研究し続けています。

事務所に未来を与えてくれるのも、強い顧問先のお蔭であることを

決して忘れてはなりません。

 

私が開業してしばらくは、経済縮小社会を意識していました。

それから数年後にリーマンショックが起こりました。

しかし、それは一つの出来事にしかすぎませんでした。

過度な規模の経済性に出口はないのです。

現在では、「資本主義末期」というテーマを意識して事務所経営をしています。

ここ10年間、資本主義末期らしい現象が次々と起きています。

またの機会に、その具体的な現象を記事にしてみましょう!

 

資本主義末期は真の競争社会を意味しています。

共利共生には自然の摂理に通ずる明確な理論があります。

世の中には与える人と奪う人の二種類しかいません。

そして、自分がやったことは全て自分に返ってくる。

ということは、奪う生き方の人はどうなるでしょうか?

このことに対する答えは明確なのです。

ですから、誰と繋がるべきかを考えること。

それが「共利共生」の本質論なのです。

 

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