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2017年6月 2日 (金)

教育とお金の関係

「教育は投資である」

強烈な母親に育てられた私は、少なくとも10歳のころには、

教育の在り方を真剣に考えるようになっていました。

大人がやっていることとその影響を受けて育つ子供たちとの関係を

子供の立場で観察し続け、その記憶は今でも鮮明に残っています。

 

ほとんどの経営者が人材のことで悩んでいると思います。

自身の経営でも、人材の問題は常にくすぶっていると認識しています。

私は投資効率の悪い人材に教育はしません。

これはやはり経営者としての立場からです。

では、最も投資効率の悪い人材とはどんな人材でしょうか?

それは、素直でない人材です。

投資による失敗を損失といいます。

素直でない人材は必ず損失になります。

では、素直ってどんな人材でしょうか。

その内容はこちらに書いています。

 

スタッフを教育する条件は、

「感謝・敬意・反省」 があることです。

この3つさえ押さえておけば、人材で損失を出すことはなくなります。

日頃からスタッフの態度を細かくチェックしておきましょう。

つまり、教育の機会をスタッフ本人に自ら選択させていることになります。

教育の機会とは人生の機会を意味します。

本では決して学べないこと。

これが財産になります。

スタッフにはこのように言っています。

まぁ、なかなか伝わらないですが・・・

 

ようやく3月決算(5月申告)の繁忙期を終えました。

気分は上々ですが、すぐに6月1日から税務調査が始まりました。

この署(管轄)では、調査官にとって収益の大きさが記憶に残るようなレベルの

法人です。

うちの事務所の顧問先は、ほとんどが黒字法人です。

特に、私が直接担当している法人のほとんどが高収益法人です。

ですから、どうしても税務調査が多くなります。

なぜ私の事務所では、黒字法人で人柄の良い経営者が多いのでしょうか?

調査にはまったく関係のない質問ですが、社会的センスの高い調査官からは、

このような質問を受けることがあります。

その答えが、「感謝・敬意・反省」です。

つまり、この成長の条件は企業経営者にもそのまま当てはまるというわけです。

税理士は顧問先に対し、非常に大きな利益を与えることができます。

しかし、私は全ての顧問先のお役に立とうとは思っていません。

このような判断を、投資といいます。

 

少し変わった視点をご紹介しましょう。

「賢い女房は男を育てる」

以前、このブログでも書いたことがあります。

かなりの人に読まれていたようです。

賢い女房の投資術です。

私は(男性の)人材採用の際には、本人だけでなく配偶者の存在を意識しています。

「ダンナがダメなのは女房のせい・・・」

なんて言い方をすると、世の女性を敵に回してしまいそうですが、

デキル男の女房はほぼ例外なく女としての役割をしっかりと果たしているのです。

きっと、母親から教わっているのでしょう。

 

利益の出し方には二種類あります。

一つは、相手に無理をお願いして利益を出す方法

もう一つは、社会から必要とされる方法で利益を出す方法

今の社会は、前者のパターンが非常に多い状況です。

相手を騙して利益を得る方法がどちらに分類されるのか、

理解に苦しむことはないでしょう。

「お願い経営」は継続できないというのが特徴です。

情報の高度化と経済縮小が同時に起こると、この傾向は顕著に表れます。

継続企業を前提とするならば、後者の体質づくりが必須となります。

経済縮小時代における重要なテーマは「売上増ではない」ということです。

そもそも、後者の経営では営業スタッフが必要ありません。

少し誤解を招く言い方かもしれませんが・・・

「企業経営を圧迫するのは経理と営業だ」と私が言っている理由はここにあります。

商・サービスの過剰供給、資格者飽和状態は、需給のバランスを著しく欠いた

社会問題です。

既に多くの商品があふれる中で更に同様の商品で売上拡大を目標にすることが

社会にとって本当に良いことか、既に資格者が飽和状態の中で社会人になって

から資格取得にエネルギーを使うことが本当に正しい選択であるか、

社会には他に取り組むべきテーマがたくさんあり、賢い人であればすぐに判断が

つくわけです。

ちなみに、資格とは実力がある人が取得すれば役に立ちますが、

実力がない人が取得してもなんの役にも立ちません。

つまり、資格は実力を示す指標にはならないということです。

以上の内容は、わかる人にはわかる、わからない人にはわからない内容です。

知能指数、学歴や資格とは関係がないことも、税理士の立場から実施してきた

研究でわかました。

「いま何をすべきか」

この問題に対する本質的な解決方法を導くために必要なのが教育なのです。

 

人格形成は15歳で終了します。

この人格形成期に実施する内容を教育と言うべきでしょう。

ですから、社会人になってからの教育は本質的な教育ではありません。

私がやっている社会人教育は、15歳までに潜在的に形成されたものが

もしあるのならば、それを引き出そうという作業にすぎないということです。

15歳までは短期間で実力が形成されていきます。

しかし、それ以降は自らの現実を受け入れ、人生の落としどころを考えていく

必要があります。

社会人教育ではこのような着眼が重要になるでしょう。

 

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6.人間開発・人間基礎教育」カテゴリの記事

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