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2017年5月 3日 (水)

経営も人生も3つの力で成否が決まる

税理士が書いているブログなのにちっとも税務の話題がありませんね・・・

税法には興味ありませんが、税理士試験5科目きちんとパスしておりますし、

仕事でも顧問先の発展に貢献しておりますのでご安心を。

黒字企業の多さが税務調査の多さに繋がっているのではないでしょうか(^_^;)

ちなみに、顧問契約は税務調査に強い税理士に依頼したほうがよいと思います。

 

あっという間にGWです。

5月は繁忙期ですから、人付き合いは素早く、GWは事務所で集中です。

昨日は大手ハウスメーカーのD工業さんに夜の席でチャンスをいただきました。

お酒が飲めない私がこういうことができるのも不思議ですが・・・

忘れてはいけないことがあると思います。

私が税務以外の仕事ができるのは、スタッフのお蔭であるということ。

どのように還元すべきか、いつも考えています。

分かりやすく「スタッフ」 という言い方をしていますが、

私は「スタッフ」 を採用するつもりはありません。

会計事務所にはもう

スタッフはいらない・・・

作業人もいならい・・・

資格者もいらない・・・

この考え方が次世代経営の基盤になります。

もう答えを言ってもよい時期なので申し上げますが、

私が税理士試験を目指していた今から20年前のころ、

「難関国家資格が価値を持たなくなる可能性がある」

という危機感をもって勉強していました。

社会人になってから目指すべきではない国家資格に共通して言えることです。

理由は明確でした。

「資格者の増加」、「経済縮小」、「IT化」 の3つです。

このことを理解せず資格だけに憧れるのは、たとえ資格取得できたとしても、

得るものよりも失うことのほうが大きいかもしれません。

特に、社会人になってからの資格勉強は犠牲があまりにも大きすぎるでしょう。

当時23歳の子が分析した内容なので、間違っていたらごめんなさい。

しかし、20年後の社会はその通りになったと思っています。

 

先週末、ある会社の経営計画発表会に来賓として招かれました。

この社長は投資をする際、きちんと数値計算を行ってから実行に移しています。

そこそこの規模の会社になれば当たり前のことではありますが。

以前のブログで、「利益計画はするな!」 という記事を書いたことがありますね。

「利益は結果である」とも書きました。

しかし、社員数が多くなると、自社がどこへ向かっているのか、

リーダーが説明することは一定の意味があると思います。

ただし、どこかの真似事のように全社員に財務諸表をさらすのは

よく考えてからにしましょう。

では、どんな数字を全社で共有すべきでしょうか。

こんな時代に売上高を目標に掲げるのは馬鹿げています。

継続しない数字を見ても時間の無駄です。

中小企業がオープンブックマネジメントを導入して、

全社的に経営数値を共有するなんていうのも失敗要因となります。

しかし、経営は数字抜きでは管理できません。

しかも、経営者だけでなく全社的に共有する指標が必要なのです。

この会社はスクーリングビジネスにカテゴライズされますが、

受講生の「継続率」 を指標に、全社員で共有しています。

私は関与当時からこの社長の数的着眼点を評価していました。

顧客が受講を継続するということが経営の本質を意味しているからです。

ちなみに、私の事務所では・・・

担当者別の「関与先黒字率」です。

赤字の企業は潰れますからね(^^)

担当者別に管理することで、人事考課にも役立ちます。

 

経営を成功させることと人生を成功させることは、

実に似ているところが多いように思います。

経営も人生も成功させるために重要なのが「設計」です。

私のメモ帳に書き留めてある人生を成功させるための3つの力を書いておきます。

経営者の方には、とても参考になると思います。

この3つの力があれば、どんな時代でも絶対に失敗しません。

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1.設計力

 建築でもプログラミングでも、このプロジェクトを失敗すれば、

 あとは無駄なコストが待っているだけです。

 人生の設計は生まれたときに始まっています。

2.基礎力

 基礎が浅く頭の重い建物は災害時に倒壊します。

 特に基礎は他人から見えないところに存在します。

 人間の基礎とは教育であり、教育は誤魔化しが効きません。

3.エマージェンシー

 緊急回避能力のことです。

 物事は予定通りに進みません。

 時代を的確に予測することも大切ですが、

 非常時の対応力こそ真の実力であるということです。

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私が人生設計をしたのは中学生のころ。

あまり早くはありませんね・・・

4歳のころから母によってガチガチに設計されていたので

自主的に設計をするのが遅れたのかもしれません。

私の人生設計は人生四十(しじゅう)

このブログでは時々書いていますね。

資格は早く、結婚は遅く。

結婚と子供の順序は守ること。

これも設計の考え方ですね。

家族運営にも経営的センスが必要なのです。

私は事務所の中で「物事の順序」 を徹底して指導しています。

設計は基礎に繋がっていきます。

人生はいつからでもやり直しがきくと書かれている書籍もありますが、

人生は一切やり直しはききません。

順序は結果を変えます。

だからこそ、早く気づくことが重要なのです。

もちろん、敗者復活戦があるかのように教えてあげなければならない場面は

あるかもしれません。

 

ここ一週間、毎日そわそわしているスタッフがいます。

予定日より遅くなっているようで、GW中にも子供が生まれそうです、とのこと。

会社や事務所は単に生きるためのカネを稼ぐ場ではなく、

その次の子育てのあり方へも影響することを意識しておきたいと思います。

親が早く気づけば子は救われるということです。

事務所が子育てのお節介をすることはありません。

ですから、「まずは見て気づけ!」

というのが合言葉になります。

仕事とプライベートは繋がっています。

 

設計の話をしましたが、社会にはいろいろな環境で育った人間がいます。

強烈な反面教師など、人生いろいろなパターンがあることも理解したうえで、

ほどほどに読みこなしてみてください。

 

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