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2017年3月18日 (土)

利益は結果である

確定申告期間中はご迷惑をおかけしました。

皆様のお蔭をもちまして、3/15を乗り越えることができました。

 

不動産を重点的に扱う当事務所では、譲渡案件のオンパレード。

第三表がついていない申告書はあまりないかも。

「税額を見て笑ってしまいました・・・」

新しく入ってきたスタッフは、税額の大きさにビックリします。

これだけ実務で譲渡案件を扱うと、いやでもノウハウが溜まっていきます。

税理士の能力を上げるのに最も重要なこと。

それは、案件の質を上げることです。

ですから、仕事に感謝することが大切です。

「仕事=人」ということですね。

 

私自身の申告といえば、

3/16午前5:45に広島東税務署の時間外収受箱へ。

もう空は薄青くなっていました。

あの空を見ると、疲れがドドーっと出てきます。

毎年のことですが、3/16からはもっと忙しくなります(^_^;)

みなさん、私の状況を察して相談を待ってくれているんですね…

確定申告の疲れを取ってください、と贈り物を届けてくださる人もいます。

こんな励ましに支えられながら、3月申告法人の期限に頭を切り替えて

引き続きアクセル踏みっぱなしです。

 

豊かに生きるために、

優劣をつけて対応することが重要だと思っています。

しかし、低成長時代ではこれができなくなるんですね。

低成長過剰供給社会・・・

正しい言い方をすれば、リセッション入りした経済。

お金を払ってくださる人はぜ~んぶお客様。

だから、モンスター増殖時代となるわけです。

赤潮が発生すると良質な生き物に被害が及びますから困ったものです。

小学3年生のときから世の中をなんとなく感じていました。

人に無理を言う人、人を気遣う人 …

どちらが幸福を手に入れることができるのか。

 

「私たちはなぜ働くのでしょうか」

そして、会計人はどのような能力を身に付けておく必要があるのでしょうか。

リーダはこのことを明確に伝える義務があると考えています。

スタッフを雇用するということは、スタッフの人生を預かっているわけです。

そして、そのスタッフの子供たちへも良い影響が及ぶよう

私の事務所が機能することを想定しています。

賃金を払ってスタッフの生活を守っているだけという次元の低い考え方では、

豊かになることはできません。

 

今から10年前、

VBAプログラミングで利益計画システムを作ったことがあるんですね。

条件設定をして決算書の数値を連動させるだけで

5年後、10年後のP/L、B/Sが出来上がる、

つまりC/Fまで自動計算してくれるアプリです。

完成した作品をある人に紹介したのですが、

その人が感動して、これ売っていきましょう!

ってなったことがあります。

しかし、私はその話に乗らなかったんですね。

なぜなら、利益計画なんて絵に描いた餅ですから。

こんなもの商品にならないでしょ。

それとも、騙してひと儲けしますか?って話です。

なぜこんな意味のないものを10年前に作っていたのか、

そんな話を昨日スタッフに1時間ほど使って伝えました。

 

うちの事務所の教育テーマ

それは、「人間性」と「創造力」の二つ。

人間性はAI化されない魅力の一つ。

これは、人間であることが条件です。

そして、創造力は今後最も重視すべき能力。

昨日は後者の創造力について話をしました。

スタッフが熱心にメモをとっていたのが印象的でした。

 

かつて、低スキル者の武器は低賃金だったわけです。

しかし、もう低賃金競争は起こらない。

なぜなら、低賃金労働者の真の競争相手は機械だからです。

さて、ある業種で大リストラが実施されることになりますが、どんな業種でしょうか。

我々経営者は、間違いなくロボットを選択します。

労働基準法も適用されません。

仕事もできないのに賃上げ要求されるなんていう理不尽なこともなくなりますね。

少し飛躍しすぎですが、もう人を雇う時代は終わったということです。

社会のバランスをとるための二大手段の一つを失ってしまうと言ってよいでしょう。

将来、私たちに大きな問題を突きつける結果になるのではないでしょうか。

頭の良い人は人を雇いません。

それでも、自分だけでは使いきれないほどの所得を上げることが可能です。

規模が最後の参入障壁だった業種にもこれから異変が起きるでしょう。

さて、何業でしょうか。

 

資産税を扱う私は、これまで富裕層財務を直接研究し、

不動産が格差を生み出す原因であると考えてきました。

これは正しい結論です。

しかし、資産を超える格差原因があることにも気が付きました。

これが今回の問題提起です。

 

これからの専門職は「スキーム」であることが条件です。

税理士の仕事は税務代理ではないことも所内で意識づけています。

税理士法によって守られた(美味しい?)仕事を放棄することが重要です。

大型国家資格であっても、今後は機能しなくなると言い続けてきた所以です。

作業代行、代理サービス業は超貧困モデルを意味します。

仲介業も著しく衰退していくでしょう。

世の中には時間よりもお金のほうが大切な人たちがたくさんいます。

低成長過剰供給社会で、この層に属する人たちは一方方向へむかいます。

もともと中間層にいた人たちが大量に落ちていきます。

「ニュー貧困層」と呼ぶ時代がやってくると思います。

ホワイト中間層たちです。

成長する人間は、お金よりも時間を優先します。

成長する人間は、自分のやりたいことよりも人間関係を優先します。

人間関係を優先しながら自分のやりたいことを実現していくこと。

これが創造力なのです。

決して自由気ままな発想をすることではありません。

フレックスタイム制、育児休暇制度…

ユニークでゲーム感覚なオフィス。

週末はTシャツにジーパンで出勤。

企業は本質的な問題を誤魔化しています。

 

利益計画システムを作っていた私。

「利益計画は立てるな」

というのが税理士としての私のクライアント指導方針なのです。

そんなもの作る暇があるなら、別のことを考えなさいということ。

パソコンの前に座って利益計画なんて立てていると貧しくなりますよ。

 

「利益は結果である」

この考え方が重要です。

利益が出ないのは、経営者が間違ったことをしているということ。

ただそれだけのことです。

それを営業でフォローするのは愚策です。

経営者は社員たちに誤ったことを強要してはならないと思います。

若い人たちが希望を失ってしまいますから。

利益は結果である → 売上を求めないこと → 利益計画は必要ない

ということです。

儲かる企業(又は個人)は、税務上の対策だけしておきましょう!

気前よく無駄な税金を払っても社会の役には立ちません。

申告納税制度を正しく理解して、賢く対処していきましょう。

 

私の事務所では、「スーパー個人」が生まれています。

クライアントの方々が私たちに特殊な経験を提供してくれます。

当事務所の関与の中で成長していただくことが重要です。

私自身を含め、これからも仕事に感謝できる人財教育を続けてまいります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

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