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2016年12月29日 (木)

もらったものは返せ!

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秋からブログの更新ができておらず、

顧問先からもそのことを指摘されながら、

あっという間に年末になってしまいました・・・

30代でスーパーマンを卒業し、

任せられる部分はスタッフに任せるようにしているのですが、

私の手が空いた枠以上に仕事が入ってきます。

 

12月29日は事務所の大掃除、

その後、事務所近くのシェラトンで忘年会を行いました。

写真は、宿泊券付き有給休暇の贈呈式です。

今のスタッフはよくやってくれていると思います。

人材に対して全く問題がないということはありませんが、

多くの会計事務所が抱えている問題が私の事務所にはありません。

そのようなスタッフに感謝の気持ちを伝える場が必要です。

それが、忘年会や社員旅行です。

 

私の事務所では、職員教育の一環として

「感謝・敬意・反省」を打ち出しています。

これは、私が考える「成長の3要素」です。

仕事を通じて自分が何を与えてもらっているのか

わけがわかっていない職員は絶対に成長しません。

リーダーはそういう職員に投資をしてはならないのです。

私は、三度までは平等にチャンスを与えます。

しかし、成長できない人間に投資を継続してはなりません。

こんな言い方をすると差別だと反論する人がいるかもしれません。

お気持ちはわかるのですが、

万人成長すると掲げるのは単なる人間のエゴなのです。

 

生き物には天命というものがあります。

万人平等ということはあり得ないことです。

人材教育をしていて、この3要素が如何に重要であるかを痛感するところです。

私自身が10年間かけて仮説と検証を繰り返しながら得た実証結果もあり、

理論的裏付けもあります。

人材採用の書籍は数冊読みましたが、参考になるものはありませんでした。

詳細はまた別の機会に書いていきたいと思います。

この「成長の3要素」ですが、

顧問先経営者が成長するかどうかも同様に当てはまります。

顧問先経営者もまた人材(財)だということなのです。

 

大切な顧問先から与えられた利益を有効に活用していく

という使命を私はもっています。

その一つが、会計人への人材投資です。

その投資によって得られた長期優良人材を再び顧問先利益のために

活用することが私の重要な役割の一つだと考えています。

採用試験の目的は、投資に値する人材かどうかを見極めることです。

採用当時の実務力は採否の判断要素とはしないようにしています。

では、能力があり素早く成長する人材はすべて投資対象になるでしょうか?

答えは「ノー」です。

そこまでカバーしているのが「成長の3要素」です。

 

社員は家族ではない・・・

採用後、私がスタッフに対して最初に伝える言葉です。

それは、経済活動の中での繋がりが前提だからです。

これをケジメと言います。

経済活動のなかでは重要なルールがあります。

「借りたものは返せ!」

これは当たり前のことですね。

契約ですから・・・

借りたものを返さないというのは、

あらゆる経済取引から抹殺すべき最低な人間です。

約束を守るというのは、信頼関係をつくり上げていきますから、

成長のために重要なことでしょう。

 

しかし、社会で成長するためにはもっと重要なルールがあります。

それは、「もらったもの」は必ず返せということです。

当事務所では3倍返しがルールです。

もらったものを返す?

しかも3倍?

そんなこと続けていたら、損をしますよね???

でも、そうならないのが面白いところ。

互いに成長していく結果を生み出せるのが3倍返しの世界なのです。

スタッフには仕事で返すことを意識づけています。

契約ではありませんから返済期限などありません。

顧問先が困っているタイミングがいつでもわかるように

普段から顧問先をよく観察しておくよう指導しています。

 

このブログでは度々書いていますが、

世の中には、「与える人」と「奪う人」の二種類でできています。

生産活動と消費活動という意味ではありません。

私は「社会(しゃかい)の元帳」を見ていますから、

このことがよくわかっています。

※ 会社(かいしゃ)の元帳ではありません

自分の目の前の人間がどちらの属性であるのか、

見極めることが実に重要なのです。

 

最後になりましたが、私が頑張り、そして成長し続けることができるのは、

スタッフがいてくれるからであり、顧問先が当事務所に期待してくださるからです。

そのことを忘年会では改めて言葉にしました。

 

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