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2012年6月29日 (金)

モンスター高齢者が猛威を振るう時代はもう間近

最近の若い者は…

この話はよく耳にしますね。

しかし、私はそうは思っていません。

これを育ててきた親の世代の教育を振り返る必要があります。

社会の責任。

不教育は繰り返される。

日本は、狭き一部の社会を除いて、教育が崩壊しています。
(どの世代でも、正しい教育を受けてきた人は一定数存在します)

昭和の前半から中盤の社会に教育が存在していたのかどうか、私はこの目で実際に確認するすべをもっていませんが、どう考えても正しい教育が存在していたようには感じられないのです。

同じ高齢者でも、戦前生まれと戦後生まれは、ちょっと事情が違うようです。

 

以下は、私が身近に見る光景です。

下に落としてしまった商品を陳列棚に差し戻し、自分はきれいな商品を買っていく人。

「ここに自転車を置くな!」の看板を目で確認しながらも、平気でそこに自転車を置いて店に入っていく人。

交通の妨げになる場所で、迷惑を承知で車を停車させる人。うしろからクラクションを鳴らされてもびくともしません。

子育てが終わった世代が、こんなことをやっています。

目つきが悪く、人相も悪い。

まるで、これまでの悪人生が顔全体ににじみ出ているようにも見えるのです。

当然、子供たちと信頼関係はないので、子供たちは親の面倒など考えないでしょう。

身勝手な親と一緒に生活などできないのです。

 

介護業界は、こういう人たちでいっぱいの市場になっていくのだろうか…

社会保障の問題につながっていきます。

単にモノやサービスを配給するシステムで解決できるわけがありません。

これが制度の限界。

制度で解決できない問題が、今後ドンドン増えていきます。

だから、何も決まらない、決められない…

今の社会の特徴です。

この話、現場で働いている医師や介護関係者なら感じていることだと思います。

暴言を吐きたくても吐けないドクターたちも多いことでしょう。

 

キーワードは「身勝手さ」

不教育が招いた身勝手さの問題は、実に根が深いです。

自由な社会になったからこそ、この問題が顕在化してきたのです。

この問題に気がついていない人たちが大勢います。

鈍感なのかもしれない。

そもそも、教育を受けていなければ、問題に気づかないのかもしれない。

私は、こういう不教育によって発せられるコストを、今後日本はどうやって吸収していくのだろうかと疑問に思っています。

このコストを賄っている人たちのことを考えてほしいと思います。

 

普通の教育ができない親が3人の子供を産んだらどうなるのでしょうか。

想像してほしいと思うのです。

これは、少子高齢化の問題とは本質が違います。

私は、クライアントである企業には絶対に守ってもらいたいと思ってアドバイスしていることがあります。

それは、「不良顧客を扱うな」ということ。

この人たちは、会社を崩壊させます。

そこで働く社員のモチュベーションを下げ、良質な社員から順にその会社を去っていきます。

不良顧客というのは、直接又は間接的に優良顧客に迷惑をかけます。

優良な顧客は不良な顧客を確認すると、そのお店から去っていきます。

こんな問題に取り組めるリーダーが今の社会には必要です。

もう、量や数だけこなす単細胞リーダーは必要ないのかもしれません。

 

この問題…

「官」の力では解決できないでしょう。

今は「官」の時代ではないからです。

「民」の力で解決すべき問題が山積みの時代に私たちは生きているのです。

 

「不良顧客は収益ではなくコストである」

不況が深刻化すると、大切なことが霞んで見えなくなっていきます。

しかし、経営者である以上、このことは知っておくべき基本だと思います。

 

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コメント

コメントありがとうございます。

介護専門に取り組んでいるわけではありませんが、個人的には、バブル経済のツケ、未解決の様々な問題が医療や介護の現場に集約されてくるだろうと考えています。

特に、ヒトに関する問題は根が深いと思われます。

投稿: 税理士:三保俊輔 | 2012年8月12日 (日) 19時19分

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