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2011年8月12日 (金)

経営者的コンプレックス

実は、私は税理士として独立するときに、美味しい話がありました。

それは、ある事務所の二代目になって、顧客をごっそりもらうというもの。

しかも、そういう話が2件もあったのです。

 
しかし、私はそれをしませんでした。

理由は、たった一つ。

一生涯のコンプレックスになるだろうと考えたからです。

ゼロからイチを生み出す力がホンモノ。

こういう大切なことは、ジマエでやろう!

これにこだわったのです。

 
「三保先生のところは、運が良かったですよね!」

「先代の先生がしっかり基盤をつくってくれていましたから…」

こんなふうに言われ続けるのは、私にとっての最大の屈辱です。

ちなみに、こういうときの「先生」という言葉は、半分バカにした使い方かもしれません。

 
税理士事務所・会計事務所業界では、決して言葉には出すことはないけれど、
その事務所の二代目になってゴッソリいただこうという人は結構いるんです。

我慢をして待つ

こんな感じでしょうか。

 
こういう話を自分で壊すって、本当に実力がなければできないですよ。

私は実力がないと思ったので、開業当時、ニセモノではなくホンモノの実力を身に付けようと考えました。

当時の未熟な私にとっては、辛い決断であり、挑戦でもありました。

だって、目の前にめちゃくちゃラクな話が2件もあるのですから…

開業当初の税理士特有の屈辱的苦労をしなくてすむ…

頭の中がグルグル回っていました。

 
ごめんなさい。

全ての二代目が悪いという意味ではありません。

あくまでも、私の場合に限ってのお話です。

私は、ゼロから自分で作り上げなければ気がすまないからです。

基本設計にこだわります。

時間がかかってしまうのは大歓迎。

そんなことよりも優先させるべき大切なことがある。

これが、わたし流の個性の出し方。

ですから、うちのクライアント企業さんには、
たとえ、現状が悪くても未来を切り開いていくための考え方を伝えることができます。

考え方さえしっかりしていれば、その方法はいくらでも思いつくのです。

 
創業者にしかつかない「力」

それは、環境が育ててくれる生命力なのです。

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