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2010年4月25日 (日)

税理士の営業

100425 今回は、誤解を恐れずに書きます。

流れ者(身勝手な顧客)はDM、FAXで流れる。

4年前になりますが、開業当初この答えを明確に出すために、100通限定で社会実験を行ってみました。

うちの顧問先様からは、他の税理士事務所、会計事務所からこんなDMが来たよ!と報告を受けたりします。

注目すべきは、

こんなことやっている事務所には絶対に頼みたくないよね!

という顧問先様の言葉です。

FAXは最悪な営業方法です。
信頼関係も出来ていない相手に対して、先方の資源を勝手に拝借して営業をしているのです。

レスポン率を1/1000~2/1000に目標設定して挑むのが通常です。
ほぼ全業種で起きている現象を、税理士業界が後追いしている格好になっているわけですね。

 
御存知でしょうか

税理士業界では広告規制が緩和されてきていますが、完全に自由ではありません。

たとえば、
「究極の節税を教えます!」とか「格安な決算料はこちら!」

こんなキャッチをみると、思わず飛びついちゃいますか??

実は、このような表現は許されていません

事務所規模を拡大したいばかりに、つい認識がかけてしまう方もいらっしゃるでしょう。

それから、広告を発送する際には、郵便物に「広告であること」を表示し、税理士会の会員であることも明記しなければなりません。会員登録がない者は、ニセ税理士です。

このような顧問先集客に躍起になっているのは、

・とにかく事務所を大きくすることだけが夢?の人たち
・顧問先数の減少に歯止めがかからず困り果てた事務所

のどちらかのように思います。

税理士ばかりが悪いとは思いません。

影で糸を引いている人たちがいるからです。
この影の人たちもまた必死なのです。

これらのことまで含めて、専門資格業界は構造的に大きな変革を起こしています。

このような時代だからこそ、税理士という職業を通じて何をすべきなのかということを見失ってはいけません。

私は、単に規模を大きくするするためとか金儲けのためであれば、
税理士業を通じてそれを実現しようとするのは愚かだと思っています。

もっと自由で、なんでもアリの業界で思いっきりやったほうがスッキリしますよ。自己満足のためならね!

そういえば、最近ある弁護士事務所から案件をくれ!というような内容のDMが届いていました。知り合いの税理士に尋ねてみると、やっぱりここにも…。

顧問先とは、信頼関係が一番大切です。そして、この信頼の意味が理解できる顧客とお付き合いすることがもっと大切です。
これは、営業やマーケティングで解決すべきことではないのです。

閉ざされた業界がオープンになることには賛成ですが、
信頼ある税理士制度を保つためにも、この業界が目先の金食い競争に陥らないことを祈っています。

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2.経営の眼力」カテゴリの記事

コメント

税理士の営業、拝見しました。全く先生のおっしゃる通りです。勉強になります。業種が多少違いますが、わたしのところでも、DMは一切出していません。DMで一定数は集まるかもしれませんが、そのあとに必然的に来るのが顧客を理不尽に切り捨てる、もしくは切り捨てられる行程です。信頼を基にする事業では、最初から切り捨て前提のモデルは絶対に採用するべきでないと常々、考えております。以上、お邪魔しました!

投稿: sakida | 2010年4月25日 (日) 07時49分

同じ士業の先生に共感コメントをいただき光栄です。おっしゃる通り、信頼関係のない顧客とのつながりは、切るか切られるかのどちらかです。しかも、比較短期間のうちにこの結末を迎えることになりますね。
一見さん相手のドライな事業は面白みがありませんし、現場の従業員も疲弊するばかりです。疲労の原因は、労働よりも人間の摩擦によるほうが大きいといわれていますので、気をつけたいと思います!

投稿: 税理士:三保俊輔 | 2010年4月25日 (日) 16時59分

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